こんにちは!
神門整骨院甲子園院です♪
今回は、一見小さなトラブルに見える「浮き指」が、
実は全身にどれほど大きな影響を及ぼしているかについてお話ししていきます。
浮き指とは、立っているときや歩いているときに、
足の指が地面にしっかりと接地せず、浮いた状態になってしまっていることを指します。
【浮き指は「土台の崩れ」のサイン】
人間は本来、足の指全体を使って地面を捉え、安定して立ったり歩いたりしています。
しかし浮き指になると、地面を捉える力が失われ、重心がかかとや指の付け根に偏ってしまいます。
この土台の不安定さが、体の上部に不調の連鎖を引き起こしてしまうのです。
~浮き指が招く症状の連鎖~
◎姿勢の悪化と全身の痛み
→不安定な足元を補おうとして、無意識に体が前のめりになり、
猫背や反り腰といった悪い姿勢になってしまいます。
その結果、姿勢を保つために背中や腰の筋肉が常に緊張し、慢性的な腰痛や首肩こり、
頭痛を引き起こす原因に…!
◎関節への負担
→重心が後方に偏ることで、膝が後ろに反るような状態(反張膝)になりやすく、
膝や股関節にも過度なねじれや衝撃が伝わり、痛みや変形の原因となります。
◎足の局所的なトラブル
→地面を蹴る力が弱まり、足裏の痛み(足底筋膜炎)や指の付け根の痛み(モートン病)を
発症しやすくなります。
指先に力がかからないため、爪が正常な圧力で成長できず、
巻き爪や陥入爪を繰り返す原因にも…
~改善するには~
浮き指の主な原因は、足の指の筋力低下や合わない靴、
かかとに重心をかける立ち方のクセなどです。
お家で出来ることは、トレーニング(タオルギャザー)!
少しずつ指の筋力を上げ、トラブルが起こらないように今からケアしていきましょう☆