こんにちは!
神門鍼灸整骨院です!
今回は婦人科疾患の中で多いとされている、子宮内膜症についてお話します。
子宮内膜症とは?
子宮内膜に似た組織が、子宮内腔以外の場所(腹膜、卵巣、卵管)にできてしまう病気です。
まれに血管やリンパ管を通って、膣や膀胱、直腸、肺、横隔膜などにできてしまうこともあります。
子宮内膜症は、発症する部位によって
①腹膜病変
②卵巣子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞)
③深部子宮内膜症(ダグラス窩・深在性子宮内膜症)
④他臓器子宮内膜症
子宮内膜症も通常の子宮内膜と同じように女性ホルモンの影響を受けて増殖し、
月経のときには出血が起こりますが、血液を外に出すことができないため、
溜まった血液が炎症や周囲の組織との癒着を引き起こします。
原因
月経の大部分は、膣を通じて体外に排出されますが、一部は卵管を通じて骨盤内に逆流します。
月経中に存在する剥奪した子宮内膜組織や細胞が、この逆流月経血とともに骨盤内に運ばれ、骨盤内の臓器や組織に付着して発症します。
症状
・月経時の下腹部痛・腰痛・排便痛
→月経の度に進行し、症状も徐々に酷くなっていきます。(寝込むほど痛い場合、耐えれなくて救急車に運ばれる人も)
・月経時の吐き気やめまい
・経血量が多い
・腸や膀胱、肺に広がれば下血や血尿、喀血などの症状が月経時に出現することが増えます。
合併症
1、卵巣チョコレート嚢胞
→卵巣の中に子宮内膜症ができ、古い血液が溜まっていく状態
2、卵巣がん
→チョコレート嚢胞の人がなりやすい
3、産科合併症
→最近では早産、前置胎盤になりやすいといわれています。
(胎盤が通常よりも低い位置で子宮に壁に付着することで、子宮の入口の一部または全部を覆ってしまっている状態)
4、心血管系
→子宮内膜症は炎症疾患の為、動脈硬化、心臓病、脳卒中などが起こる場合もあるとされています。
この症状を放っておくと、不妊やがんの原因にもなるので
少しでも不調があれば、すぐに治療をしていくことが大切です!
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