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骨盤底筋ってなんだろな??

2023/08/11

骨盤底筋とは?
骨盤の底(恥骨、尾骨および坐骨の間)に位置する筋肉の総称を「骨盤底筋」と呼びます。
骨盤内にある膀胱や子宮、直腸などの臓器を正しい位置に保ったり、尿道を締めて尿漏れを防ぐなど重要な役割を担っています。
とくに女性は、妊娠や出産、加齢により、骨盤底筋の力が弱くなりがちで、このトレーニングは頻尿や尿漏れの改善、また予防にも有効とされています。
骨盤底筋のトラブル
骨盤底筋とは
膀胱・子宮・直腸など骨盤内の臓器が下がらないようにハンモックのように骨盤底を支えている筋肉が骨盤底筋です。
尿道・膣・肛門周辺を締める/緩める動きをすることで排尿・性交・排便機能に関与します。
骨盤底筋の働きが低下すると、頻尿・尿漏れ・便失禁・外陰部の掻痒感や出血・骨盤内の臓器の下垂や脱出などの症状をおこします。

方法
①深呼吸をして、全身をリラックスさせます

②仰向けになり、脚を肩幅に開いて軽く膝を曲げます

③「膣の入り口をすぼめる」「おならや尿を我慢する」「硬い便を切る」ような感覚で、お腹や脚などに力を入れずに、膣や肛門周囲の筋肉を締め上げます。
 力を入れたり抜いたりを繰り返します。

ポイント
できるだけ長く(5~10 秒)ぎゅーっと締めたまま保つ運動と、早く(0.5~1 秒)きゅっきゅっと締める運動の2パターンを実施しましょう。
それぞれ20~30 回繰り返し、1日3セット程度を目安に行いましょう。
いろいろな姿勢で試して、もっとも収縮感覚を感じやすい姿勢で行いましょう。
2~3ヵ月継続すると70%程度で改善効果がみられるといわれています。最低3ヵ月は続けましょう。


骨盤底筋がダメージを受ける要因
妊娠・出産:妊娠時の体の変化や出産時の産道への負荷は骨盤底筋が受ける中でも最も大きなダメージです。
出産後は数か月で自然に回復する方がほとんどですが、受けたダメージは更年期あたりから症状を起こす原因になります。
肥満:体重の増加によりその重さを支える骨盤底筋に慢性的にダメージを与えます。

加齢・閉経:年齢とともに全身の筋肉量や筋力は低下します。また、女性ホルモンの減少と共に尿道や膣壁が薄くなり炎症を起こしやすこなります。

腹圧:せき・くしゃみ・笑う・重いものを持つなど腹筋に一時的に強い力がかかります。咳が出る持病や常習便秘では長期間にわたって負荷がかかります。
ガードル・コルセットを常用する人、重いものを持つ仕事の人、腹筋トレーニング・ジョギング・ジャンプする動作のある運動を日常的に行う人も骨盤底筋は衰えがちです。

骨盤底筋体操のやり方
骨盤底筋は筋肉なのでトレーニングによって機能を回復・維持することもできますし、ダメージを受けたり適切な負荷がかからないと衰えもします。
筋力の維持・向上のためには継続して行うことをお勧めしています。

まずはリラックスした状態になります。どんな姿勢でも行えますが、最初はあおむけの姿勢がやりやすいかもしれません。
骨盤底筋にある3つの穴(尿道・膣・肛門)を締めあげる感じで、体の中側に引き上げる感じでゆっくり締めます。
(おしっこを我慢するような、おならを我慢するようなイメージです。わかりにくければ実際手で触ってみて、筋肉が収縮する感じや、引き込まれるような動きをすること確認します。)
締めたまま5~10秒キープします。
ゆっくり緩めます。

朝・昼・夜・就寝前に10回とか分散して行うのを基本として、慣れてきたら電車を待っているときや、テレビを見ながら、
など隙間時間を利用して行うことも出来るようになります。1日トータルで30回~100回くらいを目標にします。 
体操の効果が出るのは個人差もありますが、1か月~3か月くらいで効果を感じる方が多いです。効果が感じられない場合は、
体操の際にうまく筋肉を意識できず間違ったやり方になってしまってることが多いです。もう一度骨盤底筋の締め方を確認しながら行ってください。
骨盤底筋体操以外の治療法
体操の効果が出るには数か月かかりますし、病状の程度によっては体操だけでは改善しない場合もあります。
どんな症状や重症度の方でも体操を継続することをお勧めしますが、体操のほか薬物療法や手術療法を併用することで症状の改善が期待できます。
内転筋群をトレーニングするメリット
・骨盤の安定化
弱い部分を強化することで股関節回りの筋バランスを調整し、身体の中心の軸を整えることができます。また、筋膜を介して連結している腹筋群と連動するため、腹部側からも骨盤を安定させる効果があります。

・股関節の可動性向上
脚を内側に寄せる動き以外にも、腰を回転させる、股関節を外に回旋させる、膝を引き寄せるなどの動きも担っているため、
 鍛えることで股関節全体の動きが良くなります。

・骨盤底筋群の活性化
股関節のインナーマッスルである内閉鎖筋を経由して骨盤底筋群と連動するため、
内転筋群を使うことで単独で意識しにくい骨盤底筋群にも働きかけることができます。

・★美脚
股関節を内側に寄せる働きをするため、鍛えることで引き締まった綺麗なレッグラインを作ることができます。

・★むくみ改善
普段お休みしている筋肉を動かすことで血流、リンパ液の流れが促されてむくみの改善が期待できます。

・ヨガのポーズが安定
脚を前後に大きく開いて立つポーズで下半身を安定させるのに大きく貢献するため、鍛えることでポーズを安全かつ快適にとれるようになります。

今回はあまり馴染みのない場所だったので難しかったですか??
しかし、産前産後だったり妊活の方にも大変おススメなストレッチ、運動の仕方なので、ぜひお試しください!!




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画像 この記事の筆者

神門鍼灸整骨院 甲子園院

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