パーキンソン病での歩行の辛さが改善した患者様の声①の続き
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東洋医学的にアプローチをしていく上で
今回は、
「脈診」「腹診」を行いました。
患者様の身体から得られた情報は
①肝臓の機能低下
②心臓の過剰反応
③腎臓の機能低下
④胃の過剰反応
ここで言う内臓の名前は実は東洋医学では
①肝 ②心 ③腎 と呼びます。(胃は胃のまま。)
西洋医学では実質的なこと(臓器自体)を言いますが
東洋医学では機能的なこと(役割のようなもの)を指します。
まず「肝」
筋肉や眼と繋がりがあり、
筋緊張や可動域の制限に関わってきます。
今回は足がつまずいてしまうことや肩が上がらないこと、
身体の緊張が抜けないことが当てはまります。
次に「心」
これは血液循環等にも影響が出るのですが、
患者様のお話を聞いていくと
「仕事に支障が出てしまう。」
「周りの方に迷惑がかかってしまうのではないか。」
など、心的ストレスが原因で反応が出ていました。