こんにちは!
神門鍼灸整骨院です!
今回は子宮内膜症と漢方についてお話します!
漢方医学的には強い生理痛(月経困難症)をもたらす子宮内膜症は瘀血(おけつ)と呼ばれる血の滞りによって生まれるものと考えます。
瘀血が生じるとその部分に刺すような痛みや不正出血などが起こりやすくなります。
この血の滞りが起こる原因はいくつか考えられます。
まず血を動かして身体中を循環させているのは気の働きです。
気が何らかの影響で不足したり気も滞ってしまった場合、気が持っている力が充分に発揮されず血も滞って瘀血が生まれてしまいます。
気のトラブル以外にも冷えによっても血の流れは悪くなってしまうので、冷え性(冷え症)を改善することは非常に大切です。
さらに津液の滞りや血の不足なども瘀血の形成には関与しますので、子宮内膜症には十人十色の複合的な原因があるといえるでしょう。
【寒凝血瘀】かんぎょうけつお
〇身体の状態:冷えにより血液の流れが滞っている状態。
〇漢方:温経湯(うんけいとう)・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・きゅう帰調血飲(きゅうきちょうけついん)など、、、
【瘀熱】おねつ
〇身体の状態:自律神経や脳の興奮により、身体の一部は血管が膨らみ充血し、他の部分では虚血状態となり血液の流れが滞っている状態
です。
〇漢方:血府逐瘀湯(けっぷちくおとう)・桃核承気湯(とうかくじょうきとう)・丹参(たんじん)
【痰湿瘀質】たんそつおそ
〇身体の状態:胃腸機能低下、食生活の乱れによる胃腸への負荷などにより、余分な水分や老廃物が体内に停滞したことで、気や血の流れが滞っている状態です。
〇漢方:防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
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