こんばんは。神門鍼灸整骨院 甲子園院
健康マイスターの増尾です(^^)/
本日は日々診させてもらっている患者様の臨床報告をさせていただきます(^^♪
【年齢】
30歳
【性別】
男性
【主訴】
左腰部の痛み
【Needs】
繰り返す腰痛の再発予防と現在の痛みの緩和
【(S)主観的情報】
昔から10月から11月くらいになると腰痛が出てくる。
サッカーをやっていた時接触し、落下、1週間ぐらい動けなくなったことがある。
2,3年前に重いものを持ってぎっくり腰をしたことがある。
今現在は物を拾う時に左腰部に痛みが出る。
タバコは1日10本吸う。
1日2Lぐらい水分は摂る。
【(O)客観的情報】
右肩甲骨下垂位
右骨盤上方変位
左凸の側弯
右骨盤後傾位
左骨盤前傾位
両肩水平伸展60°
腰部右回旋+伸展でpain(+)
腰部左回旋+伸展でpain(+)
[圧痛]
頸椎右棘突起(+)
第一胸椎右(+)
右肩甲挙筋(+)
右臀部(+)
右ハムストリングス(+)
右腓腹筋外側(+)
肺の反応(+)
【(A)評価】
右肩下がり、右骨盤上がり、左凸側弯から
左腰部に持続的な伸張ストレスがかかり、過剰緊張している。
右のハムストリングス、右の腓腹筋の緊張により右の骨盤が後傾し、相対して左骨盤が前傾位になり
より左凸の脊柱の変位を起こしている。
ハムストリングス、腓腹筋の筋トーヌスの亢進は筋緊張の質から 内臓性によるもの。
ハムストリングス、腓腹筋は「肺」と密接なつながりを持つ筋肉なので、
トーヌスの発生は肺の負担増によるものと考える。
(タバコの習慣、寡黙で感情を表に出さず、場の空気をすごく気にされることで肺に負担がかかっている)
【(P)計画】
まずは自律神経の調整を行い、ハムストリングス、腓腹筋の緊張の除去。
左右のバランスが崩れている骨盤、脊柱の偏移の矯正。
最終、自律神経の司令塔で、脊柱の最上位にある頭蓋骨の左右の歪みを矯正する。
【経過】
初回の自律神経矯正で腰部回旋+伸展時の痛みが改善。
2回目の自律神経矯正で日常生活の中での痛みが消失。
3回目の骨格矯正で左右バランスを整えた。
4回目以降からは痛みはないが、身体の骨格がまだ安定していないので、
期間をあけても歪みや内臓の反応が出ないように、定期的なケアを入れていき、
最終的に自己治癒力で自分をケアできるようにしていく。
同じような腰痛でも人それぞれで原因も違えば、治療の仕方も変わります。
全ての人に同じ治療では良くなる可能性は低くなります。
当院ではしっかりとお身体を診させて頂いて、
各々に合った治療、セルフケアの指導をさせて頂いております(^^♪