こんにちは!
神門鍼灸整骨院甲子園院です!
みなさん、胸郭出口症候群とは何か聞いたことがありますか?
胸郭出口症候群とは
つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢の痺れや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。
また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、ときには刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。
手指の運動障害や握力低下のある例では、手内筋の萎縮(いしゅく)により手の甲の骨の間がへこみ、手のひらの小指側のもりあがり(小指球筋)がやせてきます。
鎖骨下動脈が圧迫されると、上肢の血行が悪くなって腕は白っぽくなり、痛みが生じます。鎖骨下静脈が圧迫されると、手・腕は静脈血のもどりが悪くなり青紫色になります。
症状が長く続き悪化していくと、自律神経系にも影響を与えるために頭痛や吐き気などの症状を訴える人もいます。腕を上げたり肩を上げたりした際に、腕のしびれや脱力感を感じる場合でも胸郭出口症候群の可能性があります。
原因
肩や鎖骨周りの運動や感覚を支配する、神経や動脈が圧迫され痛みやしびれ・手に力が入りにくいなどが症状としてでてきます。
①前斜角筋と中斜角筋の間
②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙
③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方
を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
その絞扼部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群(過外転症候群)と呼ばれますが、総称して胸郭出口症候群と言います。
胸郭出口症候群はなで肩の女性に多くみられ、トレーニングがお好きな男性に発症するタイプもあります。
アスリートですと、野球の投球動作、テニスのサーブ、バレーのアタック、水泳選手などオーバーハンドスポーツや腕を回したりするアスリートに多くみられます。
発症には日常生活に関連した動作にも関与していることから、規則正しい健康的な生活スタイルを確立することが重要といわれています。
胸郭出口周辺に負担をかける動作や姿勢の人は胸郭出口症候群を起こしやすい傾向にあるとされています。特に胸郭出口症候群になりやすい人の特徴は以下のとおりです。
- なで肩の人(特に女性)
- 肩こりをしやすい人
- 日常的に同じ姿勢を続けている人
- 過度な肩や腕の筋肉トレーニングを行う人
- 手を高く上げるスポーツを行う人
- 長時間肩をあげたり重いものを持ったりする作業をする人
・ストレッチ法
壁に手をついて胸の前の筋肉を伸ばすようにしていきます。
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