こんにちは!
神門鍼灸整骨院甲子園院です!
今回は自律神経の乱れにも関係があるパニック障害についてお話します。
パニック障害とは??
突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈、ふるえ、息苦しさ、胸部の不安感、吐き気、めまい
といった体の異常と共に強い不安感に襲われる病気です。
このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。
そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。
・パニック発作
予期されないパニック発作を繰り返していますか 繰り返される「予期しないパニック発作」は、パニック障害の特徴的な症状です。
「予期しない発作」とは、状況などに関係なく起きる発作のことをいいます。
パニック発作はパニック障害でなくてもみられます。
たとえば閉所恐怖症の人が狭い場所に閉じこめられたりした時にはパニック発作を起こすことがあります。
ただしこれは特定の状況に直面した時に起きる反応で、パニック障害でみられる「予期しない発作」ではありません。
・予期不安
「また発作が起きるのではないか」という不安をいつも感じ、パニック発作をくりかえすうちに、発作のない時も次の発作を恐れるようになります。
「また起きるのではないか」「次はもっと激しい発作ではないか」「今度こそ死んでしまうのでは」「次に発作が起きたら気がおかしくなってしまう」といった不安が消えなくなります。これが「予期不安」で、パニック障害に多くみられる症状です。
このほかにも、いつ発作が起こるかという不安のあまり、仕事を辞めるなどの行動の変化が起きるようになるのもパニック障害の症状のひとつです。
・広場恐怖
そこに行くと発作が起きそうな気がする、苦手な場所はありますか 発作が起きた時、そこから逃れられないのではないか、助けが得られないのではないか、恥をかくのではないか、と思える苦手な場所ができて、その場所や状況を避けるようになります。
これを「広場恐怖」といいます。苦手な場所は広場とは限りません。一人での外出、電車に乗る、美容院にいくなど、人によって恐怖を感じる場所は様々です。広場恐怖以外に、外出恐怖、空間恐怖ということもあります。
〇原因
現在、原因は明らかではありませんが、パニック発作は自律神経を統御する脳幹部、予期不安は情動などをつかさどる扁桃体を中心とした大脳辺縁系、そして広場恐怖による逃避行動などには前頭葉が関係しているという仮説があります。
脳と脳内の神経伝達物質が関与しているとも考えられています。
人間の脳細胞では様々な情報や命令を伝える物質が分泌されていますが、それら物質の働きが乱れ、不安や恐怖を過剰に伝えてしまうと考えられています。
パニック症になる割合は100人のうち1~2人と多く、男性より女性の方が発症しやすい。過労、睡眠不足、ストレス、風邪、環境や心身の不調がパニック発作の引き金になる要因としてあげられ、家族歴があると発症リスクが高まると知られている。
〇呼吸法
「4・4・8呼吸」は、パニック発作や過呼吸が起きた時に用いる呼吸法です。「4秒息を吸う→4秒息を止める→8秒で息を吐く」を状態が落ち着くまで繰り返します。パニック発作や過呼吸は、酸素の取り込み過ぎによって起こります。私たちは「呼吸が苦しい」と感じると、無意識の内に、つい息を吸おうとしてしまい、増々酸素過多状態を引き起こしてしまうのです。むしろ「息を一旦止める」「息を吐こうとする」方に意識を向けることが、パニック発作や過呼吸を治めるポイントなのです。
息を吸うのを意識するのではなく、息を吐くことのほうが大切ですので
しっかりと腹式呼吸をしていくことが大切です!!
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