こんにちは!神門甲子園院です。
今回は、「腹横筋」についてお話していきます。
まず、腹横筋とは・・・
側副の最も深層にある筋肉でインナーマッスルの一つになります。
インナーマッスルとは、下は骨盤底筋、上は横隔膜、後ろは多裂筋、横の部分は腹横筋になります。
また腹横筋はお腹を一周しているため別名「天然のコルセット」とも呼ばれることがあります。
腹横筋を鍛えることで得られる効果
⓵腰痛の解消
鍛えると、天然のコルセットの役割を果たしてくれること、歪んでいた骨盤の位置が整うことから腰痛解消効果が期待できます。
反り腰や猫背が解消されれば全身の姿勢が良くなるため、腰まわりの負担が減って自然と楽な姿勢を保てるようになります。
②姿勢が良くなる
体幹を支える力が強くなるため自然と良い姿勢を保ちやすくなります。普段、重量のある頭は首をはじめ、クッションの役割を担う背骨に乗って骨盤で支えているため、姿勢が良くなると首肩の負担が減り首こりや肩こりも解消されます。
③内臓の働きを良くする
姿勢が良くなると、今まで猫背で圧迫されていた内臓が本来のスペースを取り戻して働きが良くなります。運動により、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が促され便秘の改善効果や、血行が良くなりお腹まわりの冷えにも効果的です。
④ぽっこりお腹の解消
継続的に行うと、内側から下腹部を引き締める効果が働くようになるため、ぽっこりお腹の解消が期待できます。正しく行うと、たった1回でも下腹が数センチ引き締まることがありますが、継続してトレーニングを行うことで引き締まった状態を維持できるようになり、ぽっこりお腹が改善します。
⑤ウエストのくびれを作る
美容面でみるとウエストのくびれができてくるようになります。これは正しいやり方で行うと、腹横筋とともに脇腹に斜めに走る外腹斜筋、内腹斜筋もしっかりと鍛えられて、ウエストのくびれを作り出してくれます。
最後に、簡単な「腹横筋」の鍛え方
仰向けに寝転がり、両膝を立てます(お腹の動きを確認したい場合は、両手をお腹に添えてみましょう。)
⓵鼻から大きく息を吸って口からゆっくりと吐いていきます。
その際に床やベッドなどを押しつぶすようにお腹を引っ込めるのがポイントです。
②息を吐き切ってお腹が‟これ以上しぼまない”と感じたら、その状態をキープし浅い呼吸を繰り返します。
③10〜30秒キープしたら、お腹を緩めます。
これを初めは少ない回数から行います。
*寝る前などのリラックスしているときに行いましょう