こんにちは!
神門鍼灸整骨院甲子園院です!
今回はばね指についてお話します!
ばね指とは、、、、?
指は腱によって曲げ伸ばしすることができます。
手の平側の指の付け根の腱の通り道に、腱鞘と呼ばれるものがあります。
これは、腱が浮かび上がらないようにするためのベルトのような役割をしており、指をスムーズに動かせる構造になっています。
この腱鞘と腱の間で炎症が起きると、指の動きのスムーズさが失われます。
いわゆる指の腱鞘炎のような状態です。
『ばね指』と呼ばれる動きは、スムーズさが失われた部分を通過した時に急に指が伸びる<ばね現象>が起こることがあるためです。
症状:
・折り曲げた指をもう片方の手で伸ばさないと伸ばしにくくなる
・指に腫脹や熱感、押さえた時や動かしたいときに痛みが出現する
などです。
両手のどの手指にも起こりますが、母指・中指・薬指に多くみられます。
症状は朝方に強い傾向があります。
どんな人がなりやすい?
更年期や妊娠・出産後の女性に多くみられます。
この時期の女性はホルモンバランスが変化します。
腱や腱鞘が弱くなることで傷みやすく、ばね指になりやすいのです。
また、スポーツを行っている人や主婦など手を使う機会が多い人もばね指になりやすい傾向にあります。
・パソコンのキーボードやマウスの操作
・ゴルフ、テニスなどの手を使うスポーツ
・ピアノなどの指を酷使する楽器の演奏
・ホルモンバランスの変化
・主婦の家事動作
注意すること、、、
鋭い痛みや腫脹、熱感があれば氷を袋に入れ冷やすのが大切です。
患部を冷やすことで炎症を早く抑えることができます。
反対に、血流の悪さから指が強ばる場合や痛みが長く続く場合は、手を温めて血流を改よくさせるのがオススメです。
また、ばね指は繰り返し発症しやすいため、予防することも重要です。
ばね指の予防に特に効果的なのがストレッチやマッサージです。
ストレッチによって関節が固くなるのを防ぎ、マッサージによって血流が促進されます。
手や指をたくさん使った後にはストレッチやマッサージを行い、手や指をいたわってあげましょう。
湿布は効果的?
体に痛みを感じた時に湿布を貼る方は多いのではないでしょうか?
しかし、湿布は根本的な解決にはなりません。
そもそも湿布は一時的な痛みの緩和を目的としたもので、症状を改善する働きはないのです。
そのため、湿布の効果がなくなると痛みは再発します。
湿布に頼るよりもストレッチなどで血流を改善して、痛みを根本からなくしていきましょう。
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